784年に勝道上人によって建立されたと伝わる天台宗の寺院で、世界遺産「日光山輪王寺」の別院である。もとは男体山の登拝口付近にあったが、1902年の大山津波をきっかけに現在の中禅寺湖東岸・歌ヶ浜へと移転した。坂東三十三観音霊場の第18番札所にも指定されている。
御本尊の「十一面千手観世音菩薩」は国の重要文化財に指定されており、桂の立木に観音像を彫り込んだと伝えられることから「立木観音」の通称で親しまれている。境内にある五大堂からは、五大明王が祀られているほか、中禅寺湖を一望する景観を楽しむことができる。